THIRTY THREE RECORD

音楽における祈りとは音韻
その時には言葉とは現れる階段

その奥高く、その奥深くに始まって
現れたものを表し記しておこうと試みるが為の

楽しみとは自らに備わった機能が発揮される時のこと
よろこびとは新しく道に触れ、解する時のこと

これらのことは全て祈りを核として巡る分子のこと
祈りが核を為す由と理は人と人が袖を振り合う時のこと

熱、つまりは温度によるものだ

我らが遊びと呼ぶものは
我らが夢と呼ぶものは

親しみと思いを遣り合う時に感じるものは
この庭に休らう時にはいつも

そしてその時々に言える確実なことはひとつ
音楽とひとつにある人々が振り返って背にできる言葉もひとつ

道というものは常に
後ろではなく前に開かれているということだ

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