音楽を演じる人、奏でる人
Date : 2025.03.26 / Author:Yawn of sleepy
今日に至る経路は違えど
より良い音楽体験を自他に迎えようということが
同じ空の下、ひとつの共通する大意であることだろう
詳細の上、区別というものは時に側面として
育まれる柔らかな幹を守るという点において有用な知恵だ
しかし、即時の理解を念頭に経路の差異を指差し合う時に
私達の大意の相互的な共存は難しさを増してしまう
同じ大意のもとにあっても
物理的認識と観念的認識が
共通の領域にない場合は存外多い
孤独を目指さない時に大切なのはひとつの大意のもとでの共存
大意に沿ってなにを分け合え得るのかという自他の無知からの出発
新しく謙虚な心持ちで分配を迎える為のことを考えること
無知は傲慢を伴う
水は低いところから高いところへは昇らない
子供達、大人達、尊い友人たちと隣人、家族と兄弟に
感謝を抱き捧げる
端を発する音楽という個人的体験、個人的表現は毎日の中に美しい
そして、繰り返される考察はこれらのことに則ってありたい