原初の火、才覚と獲得者
Date : 2025.12.03/ Author:Yawn of sleepy
火は原初から火であるように
光は原初から光である
色彩は人の才覚による由、故に
心の如何に関わらず現象はそこにあり続けている
では熱は
伴われるものは感じられるもの
だとすれば心にとって
現象こそが揺るがぬ希望
—
(あるものはあり/ないものはない)
—
(左右に拡がる光景も)
(真ん中を通る折り重なりも)
—
歌が止まない為のこと
その歌があり続ける為のこと
子供たちのそれがそうであるように
大人たちよ
その胸の光を小さくしないこと
その光をいつも大きく胸にかまえよ
希少という言葉の由は
大多数による形成に対する才覚の色相
(共感という必然的隔絶の程度)
獲得者だけがより深くを
より多くを望むことができるのだから
(幸せへの没頭による、連鎖と建築)
(つまり音楽は心が明白な時に続くのだ)