THIRTY THREE RECORD

この小節の1000拍子、億拍子
人の心では捉えきれないほどの
無数に生まれるつづける音楽の

思い想いのこの小節の中に
太陽が沈みまた昇るはやさの展開、進行、転調
大気の中、時間の中で過ぎ去るひとつひとつ

出会い知れるだけの、願いによる或るかたちの楽音
私もまたこれらの旋律を感じていたいと思う者達のひとりだ

この小節、前の小節、次の小節
この耳の外にも自由な重奏は今も鳴り続ける
これを感じながらまた今日も明日も読むのだろう

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