アイスクリームスタジオ日誌
Date : 2021.02.19 / Author:Yawn of sleepy
アングルを変えれば当然その見え方は変わります
“眼と記憶”というものは源泉を自身とする以上は
各々自身を投影したものしか映し出せないので
“音楽を誰かとつくる”ということは誰にとってみても
“自身の音楽の形を新しく見てみる”という意味のみを保ちます
“表現を養う”ということは
ひとつ、そのアングルを増やしていくということでしょうし
“豊かな表現”とは
不足を満たしていく複数の指針の内在と応答のことでもあります
“曲”という数え方が示すように
獲得された認識は単数よりは複数の方が学びにとって望ましく
“重心と均衡”というものは常に中心を選ぶので
ひとつの自分に固執した時にも
他者との反射や応答に固執した時にも
世界はあまりにも重くなります
以上の事実と幾つかの事柄によって証明されるのは
あなたの音楽を知り、聴き、喜べるのは
“自身の愛の形を見直す時に紐を解きにやって来る天使たち”の他には
やはり誰よりもあなた自身であるという創作のひとつの答です