アイスクリームスタジオ日誌
Date : 2021.03.13 / Author:Yawn of sleepy
音は大気の圧力変動によるもの
声などによる空気の振動が
物にあたって運動エネルギーに変わり
また事物に振動を伝播する
マイクロフォンの振動板にぶつかった音は
電気信号に変換され、また増幅された後に
スピーカーなどから空気の振動に戻される
つまり音というエネルギーは
[電気→音源の運動→大気の振動→
事物の運動→電気信号への変換→電気]
実は3つの状態をシンプルにループしていることになる
人の脳や思考は電気信号で成っているそうなので
[運動]に当たるものが人の耳や声/楽器
[電気]こそは動機や思考に当たる
つまり音楽というものは思うよりずっと明白に
物理の世界で説明され得るものなのだ
そして会話すらも音によるもの
動機や思考が、その電気信号が
振動と運動とその連関をつくっている
だから
ひとつの結論だけども
音や音楽とその行く手に重要なのはひとつ
その時に抱くことができた/抱いてしまった
[感情や動機の差し向け方]だけなのだ
と思います
余談だけど
音楽に通じる人の心をそう考えた時に面白いのは
振動の波にはスピーカがそうであるように
+の押す力と−の引く力があるということ
それらの均衡や相互の目指すものを考えることも
音楽の面白さ、奥深さのひとつだと思う
それぞれ自身の音楽の発言や必要性に関するところで
その仕組みに思いを馳せる事は有意義なことではないだろうか